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【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『真夜中の訪問者』

874:本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 22:19:10 ID:dLziJj5IO

葬儀の後
初めて霊らしきものを見たのは学生の頃、近くのゲーセンでバイトをしていた頃です

シフトは夜7時~深夜1時まで
近所だったので歩いて通勤してました
いつものコースの半分くらいに差し掛かった時に白い花輪が見えました…お通夜のようです

そして次の日、葬儀も済んだらしく花輪はもうありませんでした
定時1時を過ぎ帰宅する時にやがてその道へ出てきました
「そういや葬式だったんだよなこの道のあの家…」
時間も時間だけにちょっと恐怖心が出てきたのですが迂回すると
かなりの遠回りになるし、疲れもあったので速足で突っ切ろうと思ったのです

早く通り過ぎたい…3Mくらい近付いた時に気になってつい、ふとその家の玄関を見たのです

擦り硝子で向こうの風景がボンヤリ見える感じの玄関戸だったのですが、
下駄箱があってその上に花瓶…

それは、花瓶だと思ったのです…

よく見ると背が丸まり白いザンバラ髪を振り乱した老婆のようなものでした
下駄箱の上、2Mくらいの所にそれが見えたのです
私は全身に寒気を覚え、やがて真横に差し掛かり走り去ろうと思ったその時
首がグルーっと回り私の方を見すえたのです…
擦り硝子から透けて見えるその表情は笑っていたようにも見えました


無我夢中で走っていました、息が切れるくらいに
あれは亡くなったそな人だった、と考えるより魂を集めにきた死神のように思えました
団地

124:本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 01:49:50.02 ID:oajwkopY0

故障したモニター
酔った勢いでダラダラと半年前の事書くわ

どう取って貰っても構わないけど実話な。

俺は東北の港近くで工場勤めしてた。
県名は書かないけど、震災の被災者で、津波が来た、とだけ言っとく。
でも工場は、奇跡的に10~15cm水没しただけだったんだよね。
だから1,2ヶ月で平常運転出来たのよ。
で、この話は俺が7月位に宿直した時の話。

ウチの工場は夜勤とか早出が少なくて、この時も20時になると宿直する
俺以外は工場に誰も居なくなってたんだ。

そこからアニメ見て飯食って、シャワー浴びて、
事務所でまたアニメ見てたんだわ。



125:本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 02:02:46.20 ID:oajwkopY0
事務所にあるモニターから、監視カメラの映像が見えるんだよね。
って言っても
1:工場の門の前 2:門近くの駐車場 3:正面玄関近くの駐車場
4:正面玄関 5:工場1 6:工場2 7:工場3
の計7つしか無いんだけど。

アニメ見てて、ふっとモニターを見てみると1番のモニターが砂嵐になってんだわ
そこで宿直日誌に、誰かが
「夜になると1番モニターが砂嵐になってる事があります」
って書いてたの思い出したんだわ。



126:124,125:2013/02/11(月) 02:07:37.28 ID:oajwkopY0
「なんだ、故障か」と思ってスルーしてたんだが・・・
数分後、またチラっと見ると今度は2番のモニターが砂嵐になってた。
けど1番のモニターは砂嵐が収まってんだわ。
俺は「今度は2番が故障か?」位にしか思ってなかったんだ。

でも次見た時、今度は3番のモニターが砂嵐。1、2番モニターは正常。
ここまで来ると段々不安になってきた。

ウチの工場って、正面玄関入ってすぐの所に事務所があるんだよね。
だからもし、4番モニターが砂嵐になったら・・・って想像してビビッてた。



128:124,125,126:2013/02/11(月) 02:19:20.37 ID:oajwkopY0
でも案の定って奴で、遂に4番モニターが砂嵐になっちまった。
すると玄関の方からピチャ・・・ピチャ・・・って水音?っていうか水を引き摺る
みたいな音が聞こえて来るのよ。

俺もうパニックになって机に突っ伏して硬く目を閉じたんだわ
でも事務所のドアが「キィ」って音立てて開いた
そこで耳も塞ぐんだけど何かがピチャピチャ水音立てながら
這いずるような音が暫く聞こえてた



129:124,125,126,128:2013/02/11(月) 02:23:44.00 ID:oajwkopY0
そのまま気が付くと寝てたんだわ
朝起きて気のせいか、と思ってたら
玄関から事務所まで水びたしだったんだよね。

文章にするとあんま怖くないな。
文法も滅茶苦茶かもしれん。駄文スマン。



137:本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 11:38:02.54 ID:OoyqUqLd0
そんな職場、確かに死ぬ程洒落にならんな。



191:本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 21:26:54.07 ID:vEmkQBSL0
激安アパートのマジキチ住人
単に大学4年間住んでた激安アパートがマジキチ住人しかいなかったって話

都内だけど家賃3万円代、某物件サイトにも火事マークで載ってるとこ
バルコニーと建物全体が変な形というかミニ四駆でいう肉抜きしてて、
2階の部屋から全階の廊下が見える

オバケ臭い部分以外は箇条書きすます、オバケエピソードは2レスになってしまうスマン

マジキチ住人エピソード
・入り口の集合ポストのとこの掲示板に「苦情のありました覗きはヒトではありませんので過度な反応は控えて下さい」
・3階建てで2階真ん中借りて全方向から奇声とか呻き声とかあらゆる声が聞こえてくる
・左隣りのポストに外側からリカちゃんの胴体が詰め込まれてて毎月増える
・上の住人が墨汁溶かした水で風呂とリビング浸水させて俺の部屋の天井がボツボツの真っ黒になる
・「お母さんです」と一見檀蜜を老けさせたみたいな小綺麗だけど目つきが尋常ではない初老の女性が23時前後に定期的に訪問(1階の人で全部屋にやってた)
・雨どいから小便が流れてくる
・好奇心から泊りにきた友人2人がバルコニー衝立で隠れながら住人観察して「動きがSIRENだわ…」と本気で青ざめてた(SIRENはゲームでいわゆるゾンビ)
・挙句に「俺ここに住むならホモになる」と言われて友人2人に朝まで抱きつかれながら寝た(アッーーはなし)



192:本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 21:28:30.65 ID:vEmkQBSL0
唯一のオバケっぽいエピソード

上に書いた友人2人が泊りに来た時と集合ポストのとこの掲示板の貼り紙の内容。
最初猫とかが覗きやイタズラしに来るのかーと思ってたら、そうでもない。
住み始めて4日目で0時~3時の時間帯で強烈な視線というか、
誰も喋らない大人数に囲まれてる様な変な緊張感が1時間強続く事に気付いた。


引っ越し1日目から住人がキチガイばかりと
気付いてたから関わらないが吉と思って無視してたけど、

どうにもトイレのある玄関方面から毎日変な感じの視線が続いて
厚めの簾で玄関~トイレ扉の間をシャットアウトする事にした。

それ以外は特に何も無かったのでキチガイ声も家賃の事もあったし
イヤホンと耳栓で全ての音と雰囲気遮って毎日早めに就寝。


程なくして「お母さんです」おばさんの存在が出てきて、
俺は勝手に視線=住人のおばさんと勝手に解釈してて変な安心をした。

でも来るのは週に1~2回だし、そもそも時間帯が
午後9時前後だしどうせならひとまとめにしてくれとすら思ってた。


2年の秋に大学の友人2人に徐々にやつれてるきてる理由聞かれて、
部屋の事を言ったら是非泊まりたいって事で2人が金土日に2泊3日する事になり、

上記のキチガイエピソードを話を真に受けてなかった
2人は本当って事分かってドン引きしてたが、

さすがに毎日覗きにくるおばさんはアカン、身なり綺麗ならまだ話せば
やめてくれるかもしれないって事で2人で注意してくれる事になった


毎日やってくると話したら、初日はまず何もしないで
普通に過ごしつつどんな感じか体験しようって事になって、

ちょうと午前1時位にアニメ全員で見てた時に異常な緊張感がやってきた。
俺は慣れたものだったけど、2人が俺の顔バッと見るくらい
他人でもわかるくらいの異常さというか玄関から異常な視線がゆんゆんしてくる。

ジェスチャーと口パクで友人が玄関の簾指さしながら「これか?これか?」やってて、
俺が頷くと2人は俺に超くっついてきて1日目終了




193:本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 21:29:32.23 ID:vEmkQBSL0
2日目朝に「あれはヤベーわ」って既に2人がやつれてて、
でもあんなのが毎日ある俺はもっとヤバいよなって友人2人は話してて

注意はしてくれるって事になった。
無理せんでもって話をしたけどこの事に俺は本当に感動した。


適当に昼間遊びに出て3人で帰宅したのが午前10時、
もしかしたらお母さんおばさん来るかもって話をしてたら案の定来た。

でもドアをトントンして「お母さんです」って言っていくだけだし、
覗きは現行犯じゃないとって話になって3人でガン無視。おばさん隣の部屋へ通常運行。


問題の視線の時間付近になって、住人が住人なんで逆恨みとか出ない様に
念のため2人には覆面というか手拭い被って顔わからなくして貰った。

それに安心したのか注意してやるぜwww
みたいな雰囲気なってこれはイケる!ってなったんだけど、


0時ちょい過ぎたあたりで強烈な視線がきて2人はやっぱり萎縮、
でも頑張るってジェスチャーしながら(俺は金属バット持って待機)、

視線がきて20分くらい経った時にゆっくり玄関まで行って2人はせーの!
でバッと簾よける音がした途端に友人1人の本気の悲鳴ともう1人は腰抜かしてて、

あの強烈な視線が無くなってた。(ただしその時だけで翌日以降は普通に視線ありました)

友人2人は「フクロウ」と「蛾」って行ってて、話を聞くと蛾の目玉模様みたいな
崩れた顔が覗いてて、2人が見た瞬間にすっと下に向かって消えた

玄関ポストと下は顔をバッて下にやったら顎強打するくらいの距離なので
多分おばさんではない、気配も足音もその後しなかった、無視が一番だって結論になった。


3日目朝に帰る時に友人2人はしきりに引っ越しした方がいいって言われたが
正直財政的に無理だったので4年間凄し通した。

体重は23kg減って顔色悪いヒョロ糞ガリになって卒業する頃には
見た目だけならキチガイ住人とあまり変わらなかったと思う。

話はこれでおしまい。問題ある格安物件は色々と消耗するから
マジでおすすめしないって話でした。




198:本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 22:18:35.16 ID:9bmWJkbd0
>>193
もっとないの?面白い



201:本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 22:26:15.46 ID:vEmkQBSL0
>>198
推定オバケ0.5割って書いた通り体験したのこれくらいしかないんだわ
あったのかもしれないが周囲のキチガイ住人の挙動が強烈すぎてそれどころではなかった
できるだけ大学とバイト先に朝まで泊まり込みする様にしてたし
怖いのは推定オバケより人間だったよ



230:本当にあった怖い名無し:2013/02/12(火) 08:50:17.09 ID:EftgH6kb0
吸血鬼ドラキュラのモデル・ブラド3世
ルーマニアの首都ブカレストから
北西に80キロ行ったところにトルゴビシテという小さな町がある。

その中央に城跡があり、今では一面芝生に覆われているが
この古城こそ19世紀に書かれた「吸血鬼ドラキュラ」のモデルにされ

血を見ることが何よりも好きだった猟奇的な君主、ブラド3世の居城である。
その残虐の限りを尽くして綴られた呪われた過去とは
一体どのようなものであったのだろうか?


通称串刺し公として知られるブラド3世は1431年2月、
トランシルバニアの古い城塞都市に生まれた。彼の父ブラド2世はハンガリー王国から

イスラムと戦うという意味の「ドラクルの騎士」の称号を送られた上に所領を与えられた。

ハンガリーは彼に必要な援助を約束して

現在のルーマニアであるワラキア公国の君主として承認することで、
押し寄せるイスラムの脅威からの防波堤という役割を彼に荷なわせたのである。

しかしワラキア公としてトルゴビシテに首都を構えたブラド2世は、
たちまち隣接するオスマントルコ帝国の重圧に直面することになった。


オスマン帝国は彼にワラキアの公位を認める見返りとして多額の貢納金を要求してきた。断れば圧倒的な軍事力で一気に粉砕されることは明らかであった。
こうしてワラキアはトルコとの間に屈辱的とも言える隷属関係に組み入れられてしまった。
この結果、ワラキア公国はイスラムの防波堤になるどころか皮肉にも
バルカン侵攻を図るオスマン軍の先鋒を務めることになってしまうのである。


しかもブラド2世の忠誠に疑問を抱いたオスマン帝国は、
彼の息子を人質に取る事を要求してきた。当時13才だったブラド3世は人質として

トルコの首都に留め置かれることになった。以後5年間、
ブラド3世は不安な人質の日々を過ごす事になるのである。




231:本当にあった怖い名無し:2013/02/12(火) 08:50:54.85 ID:EftgH6kb0
一方トルコ側に寝返ったと思い込んだハンガリー王国は激怒した。
ワラキアにトルコ戦への参加を迫って来たのである。

ブラド2世はトルコで人質になっている我が息子を気づかいながらも義務を遂行したが、ブラドに反感を持つ貴族たちによって長男もろとも捕らえられた。

そして沼地のほとりにある修道院で惨殺されてしまった。
兄の方は鎖に繋がれて連行され、自分の墓穴を掘らされた上に
生きたまま埋葬されたのである。

そこでオスマン帝国は空位となったワラキアの君主の座に
人質として捕らえられていたブラド3世を推すことになった。

トルコ側としては人質期間の5年にわたるトルコの教育により、
ブラド3世がトルコにとって好都合で従順な君主になることを期待していたのである。


言わばトルコの傀儡政権の切り札としての任務を与えられていた。
しかしワラキアの新君主になったブラド3世は、結果的にはトルコを裏切り
ハンガリー側に走ってしまう。彼は心の底ではトルコを憎んでいた。

彼が5年間の人質期間に最も影響を受けたのは皮肉にも政治面ではなく、
トルコの伝統でもあった串刺しの刑であった。


ワラキアの君主に返り咲いたブラド3世は、
この串刺しの刑をあたかも自分の専売特許のように行い、おびただしい数の人間を殺し、

残虐の限りを尽くして恐怖の絶対君主となっていくのである。

1456年、首都トルゴビシテに乗り込み、
ワラキアの権力を掌握したブラド3世は、9年前に殺された父と兄の供養をした。

彼はまず兄が葬られたという共同墓地を発掘した。
掘り起こされた遺体は苦悶の形相凄まじく、首を背中に捻じ曲げた姿勢になっていた。

これは兄が生きたまま埋められ、のたうちまわった挙句に窒息死したことを物語っていた。

ブラドは兄の遺体を改葬して盛大に葬儀を行ったが、
すでに頭の中は復讐心に満ちていた。まもなく彼はワラキア中の貴族を城に召集した。

会食が終わって、ブラドは彼らにこれまでに何人もの君主に仕えて来たかと質問した。ある者は5人と答え、ある者は12人と答えた。30人、50人と答えた者もいた。

貴族たちは25才の新しい君主がどういう意味で
こんなことを質問するのか意図が分からず、戸惑いの表情を見せた。

しかし、ブラドの方は知っていた。この中に父と兄を惨殺した裏切り者がいると言うことを。



232:本当にあった怖い名無し:2013/02/12(火) 08:52:28.25 ID:EftgH6kb0
まもなく彼の目配せのもと一定数以上の君主に仕えたと言った貴族が
部下によって捕らえられた。その数は500人ほどだった。

彼らはただちに生きたまま串刺しにされた。
先を尖らせた杭は、すでに何百本も用意されていたのだ。


そして貴族達はある者は胸から、ある者は肛門から、
脇腹からと生きたまま内臓を貫かれて虐殺された。

何百本の杭は城の外に立てられ、死体は野鳥が啄ばむままにされ、
何ヶ月も死体の原形が分からなくなっても放置され続けた。


ここに至り、ワラキア中の貴族はこの新しい君主ブラド3世がどれほど残虐で
戦慄すべき人間かを理解し、恐怖一色に染まっていくのである。

もはや彼らはこの新しい君主に絶対服従を誓うか、
さもなければ土地を捨ててどこかに逃げ去るかのいずれかを選択しなければならなくなった。


敵対する貴族を一掃して彼の本格的な治世が始まった。
それは恐怖を根底とする絶対的なものであった。彼は人々が常に勤勉に働き、

盗みや不正を行わず妻は夫に常に貞淑であることを求めた。
そしてそれに少しでも違反した場合には厳格で
情け容赦のない処罰が用意されていたのである。


ある時は勤勉な夫にみすぼらしい衣類を着せていた
妻が両手を切り落とされて串刺しとなった。
貞操を守らなかった女は性器を切り取られたり、

乳房を切り取られた上、全身の皮を剥がれて棒杭にくくりつけられ町の中央に晒された。

このような彼の異常とも言える正義感は領土内に恐ろしいほどの
厳粛な治安を作り出した。
あらゆる窃盗、虚言、不義などが露見した場合、
の犯人には恐ろしい刑罰が加えられたのである。


ブラドの残虐行為の記録は数多く残されている。
1460年、聖バルテルミーの早朝に彼は自分に敵対する
異母弟の根拠地だった村を急襲した。
その際集まっていた男女全てが捕らえられ、

剣で切り刻まれるか、ことごとく串刺しにされてしまった。
村は全て焼き払われ、3万人以上が殺されたと言われている。


バルガライ地方に侵攻した時はキリスト教徒を含むあらゆる人々2万5千人以上を虐殺した。
その殺し方も実に惨たらしいもので、
生きながら串刺しにしたり、
焼き殺したり、茹で殺したり、生皮を剥ぐなどして殺し尽くした。

目撃者の一人は串刺しにされた死者の列がまるで森のように
林立するこの世の地獄絵図に全身総毛立つ思いだと感想を残している。




233:本当にあった怖い名無し:2013/02/12(火) 08:54:29.55 ID:EftgH6kb0
彼はまた、身の毛のよだつ恐ろしい処刑方法を考案した。
例えば母親と幼児を共に串刺しにしてみたり、母親の乳房の片方を抉り落とし、

幼児の頭をそこに押し込んだ上で串刺しにしたこともある。大きな鍋を作らせ、
その上に穴を開けた板を渡して捕虜の頭を突き出した形で釜茹でにしたこともあった。
 

釜茹でにされた捕虜は熱せられるにつれ、
あまりの熱さに顔は醜くボールのように赤く膨れ上がっていった。
やがて沸き返る熱湯の中で絶叫を上げてのたうち回り、

最後には悶絶死するのである。彼はその過程をまるで喜劇でも観るように
愉快そうに食事をしながら、時には杯を傾けながら楽しんだ。


彼の最も好んだ事は、串刺しにされた犠牲者が
林立する中に食卓を置いて祝宴を開くことだった。そしてカ二バリズムを盛んに行った。

ある地主貴族を処刑した時にはその死体を煮込んで料理を作った。
そして殺した貴族の友人を多数招待してその料理をふるまったのである。


何も知らない彼らはその料理を食べさせられた挙句に串刺しにされて殺された。
盗みを働いた犯人を捕らえたことがあったが、犯人を釜ゆでの刑にして殺し、
それをジプシー達に食べさせたこともある。


ブラド3世はオスマン側から公位承認の代償でもある
貢納金を支払おうとせず、あらゆる要請にも応じることはなかった。

それどころかしばしばトルコ軍の前線基地を襲撃しては
略奪などの挑発行為を繰り返していたのである。


時に1462年6月、十数万という圧倒的な大軍を擁して
オスマン帝国皇帝メフメト2世はワラキアの首都目指して進撃を開始した。

それに比べてワラキア公国では緊急に徴集した農民兵まで入れても
3万に満たぬ兵力だった。ローマ教皇から巨額の軍資金を受領して

ワラキア公国に援軍を送る手はずになっていたハンガリー、モルドバ、
トランシルバニアなどの国々は再三の要請にも関わらず援軍を送ろうとはしなかった。

どの国も領土拡張闘争の最中でワラキアのことは眼中になかったのである。
孤立無援のワラキア公国は単独でこのオスマンの大軍と戦わねばならなくなった。




234:本当にあった怖い名無し:2013/02/12(火) 08:55:14.50 ID:EftgH6kb0
そこでブラド3世は少数の兵力で夜襲を決行し、一挙に戦局の逆転を図ろうとした。
まともに戦って勝てる相手ではなかったのである。

狙うのはメフメトただ1人に決め、全員一丸となって集中攻撃を敢行することにしたのである。

そのため部下にあらかじめメフメトの幕舎の見取り図を

頭にたたき込ませ、闇の中でも自由に行動できるようにした。
作戦は決行され、予想通り暗闇の中での凄まじい白兵戦となった。

しかしメフメトは強力な親衛隊に何重にも取り囲まれており、なかなか近づくことすら出来ない。

そうこうしているうちに夜が明け始めた。
少数の侵入軍が敵の大軍にその姿をさらすことにもなればもはや全滅は避けられない。

ブラドはやむなく全部隊に撤退命令を出した。

素早く兵をまとめたブラドは首都には戻らず
そのままトランシルバニアの山岳地帯目指してとん走していった。

メフメトを討ち取ることはできなかったものの、オスマン側の損害は大きかった。
だが数日後にはオスマン軍は再び進撃を開始した。


ワラキアの首都を目指して進撃してきたトルコ軍はそこで異様な森に出くわした。
遠くのうっすらと霞のかかる地平線上に姿を現したそれは

森のようにも見え、先端だけに枝葉がひっついているだけの枯れ木の集団のように
思われたが、近づくにつれてそれは兵士たちを恐怖の坩堝に叩き込んだ。


枯れ木と見えたのは立てられた杭であり、枝葉と思われたのは
その上に串刺しにされたトルコ軍の捕虜の死体だったのだ。

死体はかなりの日数が経過していると見られ、半ば白骨化して
首や手足のもげた状態で腐乱して原形を留めているものは少なかった。


頭上には何千という禿鷲やカラスがバタバタと無気味な音をたてて群がっていた。
初夏の咽せ返るような湿気と混じり合って

吐き気を催すものすごい悪臭がそこら中に漂っていた。
この串刺し死体の群れは2万以上もあると見られ、
遥か彼方まで延々と切れ目なく続いていた。


この地獄のような光景に進撃してきた兵士の多くが取り乱した。
ある者はうずくまって激しく嘔吐し、ある者は跪いて泣き叫んだ。

これら串刺しにされたトルコ兵達は4ヶ月前にブラドの率いる
ワラキアの奇襲に合って捕虜になった2万4千名の成れの果てだった。




235:本当にあった怖い名無し:2013/02/12(火) 08:56:05.80 ID:EftgH6kb0
ワラキアの首都トルゴビシテに辿り着いたトルコ軍だったが、
首都はすでに焦土戦術により至る所から黒煙が立ち込めていた。

城門は開け放たれており、財宝らしきものはすでに運び去られていた。
市内には誰一人おらず、家畜の姿もなく、おまけに井戸と言う井戸には

毒物が投入されていたのである。

先日のワラキア軍の凄まじい夜襲の恐怖も覚めやらない中、
何万という捕虜を一人残さず串刺しにしてしまう

ブラドの変質的とも言える凶悪で残忍な行いを見せつけられた
オスマン軍の兵士たちは、すっかり戦意を失ってしまっていた。

その上、市内で黒死病が発生したというデマも手伝い、
メフメトは急遽全軍をまとめて撤退することにした。


これ以後、トルコ人たちはブラド3世のことを串刺し王と呼び極端に恐れるようになったという。
僅かな兵力でオスマン帝国の大軍を撤退させたワラキア公国の
ブラド3世は西ヨーロッパを救った君主として絶賛されることになった。

もしもワラキア公国がオスマン帝国の侵入を許すことになれば、
西ヨーロッパのローマ教会などキリスト教国全体が深刻な危機に陥っていたであろう。


こうしてオスマン帝国の侵攻を食い止めたブラドだったが、
首都のトルゴビシテは焦土戦術により廃虚同然になってしまい、

トランシルバニアに落ち延びた後、
再びワラキアに戻ってこられるのは12年もたってからであった。

そして帰国後、一ヶ月も経たない内に暗殺されてしまう運命にあった。
彼はその生涯で実に十万人以上の人間を串刺しにして殺したと言われている。




652:本当にあった怖い名無し:2013/02/20(水) 22:01:30.58 ID:Xkfpt59F0
謝り坂
今日夢で聞いたことのない怪談を聞いた・・・すげぇ怖かった。

起きてから思い返せばそうでもなかったけど。謝り坂ってぇの。

霧深い坂があって、そこを通る時は前を向いてはいけない、ずっと下を向きながら
歩かなくちゃいけなくて、しばらく歩いてると向こう側からすれ違ってくる人がいて、
なにかぼそぼそしゃべってる。その時に小声で謝っとかないと怖い目にあうっていう。
あと、その人を目視しちゃうとアウト。

夢の中で歩かされてすげぇ雰囲気が怖くてgkbrだったんだけど、
起きてから考えたら
そんな怖くなかった。



653:本当にあった怖い名無し:2013/02/20(水) 22:04:21.61 ID:En0+oX/s0
>>652
それは地獄に行ってたね
睡眠時、肉体から離れた霊体は天国や地獄へ~



654:本当にあった怖い名無し:2013/02/20(水) 22:09:09.71 ID:Xkfpt59F0
>>653
こえぇよw ・・・いやまじで。



59:本当にあった怖い名無し:2009/03/20(金) 04:29:04 ID:UJ2uNLm0i
臨床実習
怖い話をしよう。


ある病院で起こった実際にあった怖い話。
看護学生には臨床実習というのがあって、
各科の病棟で実際に患者を受け持って看護を実践していく練習のような期間がある。

ある生徒が母性実習で産科病棟での実習にいった時の話。

この時は母性実習と言ってもその生徒の最後の実習期間でもあり夜勤実習を兼ねていた。
産科病棟という所はよく言えば新しい命の誕生の場であるが、
その反面、堕胎等もあり新しい命が失われて行くという一面ももっている。

その病棟も例外ではなく、分娩室の横に処置室があり、
そこでは日常的に堕胎が行われていたそうだ。


夜中の3時、ナースコールの対応に向かうため
生徒は分娩室、処置室の前の廊下を歩いていた。

何か違和感を覚えたそうだが、まずはナースコールのたいおうにむかった。
その帰り、やはり何か違和感を感じたそうだ。
体が重い、耳鳴りがする、そんな軽い症状が生徒を襲った。

暗がりの中処置室に目をやる生徒、、、
もう訳が分からない。生徒の記憶はそこで途切れる。
気がつくと生徒は病室のベッドに横たわる。
周りには同じ実習を共にしていた学生が心配そうにこちらを見ている。

わけの分からない生徒に、仲間が突然倒れて様子見の入院になったという事実を告げる。

相変わらず訳は分からないが取り敢えず恥ずかしさや、
申し訳なさから起き上がり、着替えて帰ろうとする生徒。
上着を着替えようとした時仲間が悲鳴をあげる。

生徒の背中に無数の小さな手形がついていた。
、、、という話。

後日談はない。落ちもない。
信じるか信じないかはあなた次第です!



82:本当にあった怖い名無し:2009/03/20(金) 23:57:56 ID:VIUuYltn0
お風呂に何かいる
この休みにかみさんの実家で体験したことです

二歳の子供とかみさんで実家に帰り。
夕飯も終え。義父さんに風呂を勧められたので、子供と一緒に入りました

いつものとおりに子供の体と頭を洗い
アンパンマンのおもちゃで遊んでいると
外から呼ぶ声がしたので子供を
脱衣所に出して自分の体を
洗い始めました



83:本当にあった怖い名無し:2009/03/21(土) 00:01:15 ID:VIUuYltn0
いつものとおりに子供の体と頭を洗い
アンパンマンのおもちゃで遊んでいると
外から呼ぶ声がしたので子供を
脱衣所に出して自分の体を
洗い始めました

うまく説明できませんが、浴室の扉は
曇りガラスがはまってるアコーディオンタイプ?の物で
二枚の板が真ん中でくの字に曲がる構造になっていて
真ん中の部分を押せば子供でも簡単に開けられます



84:本当にあった怖い名無し:2009/03/21(土) 00:02:01 ID:6zrDjfdD0
体を洗っていると子供が扉を押してちょっと開き
「パパ~!」と顔を覗かせます
こらっ!と軽く言うとキャッキャッと言いながら
ドタドタと走って逃げていく
いつも通りの風景でした

何回かそんなことを繰り返し
さすがにちょっとうっとうしくなったので
鍵を閉めて開かないようにし
ゆっくりと体を洗っていました。何回か
ドタドタと足音が近づき扉をドンドンと叩き
「パパ~!」と声が聞こえてきましたが
は~いと適当に答えていたら扉も
開かないこともあり次第に子供も飽きてこなくなりました



85:本当にあった怖い名無し:2009/03/21(土) 00:02:47 ID:6zrDjfdD0
やれやれという思いで頭を洗い始めたころ
それは起こりました。
いつも通り頭からお湯をかぶり
ふぅ~一息はいてから頭を
洗っているとまた足音が近づいてきました

と同時に、まるで一回扉を開けて湯気を
逃がしたように浴室が
ちょっと涼しくなりました
何かに違和感を感じながらわしゃわしゃしていると
ふと何に違和感を感じているかに気づきました
足音でした

先ほどまで聞こえてきたドタドタというものではなく
ズッズッとすって歩くような変な音で
今まで聞いたことがないものでした
なんだ?と思っていると足音は扉の前で止まりました

シャンプーだらけの顔で薄目をあけて扉をみたら
小さいシルエットが見えたので子供がこっそり
来たのかと思い
泡を流すためまたお湯をかぶりました
次の瞬間に扉にびちゃっ!と何かが叩きつけられる音がして
聞いたことがない声が響きました



86:本当にあった怖い名無し:2009/03/21(土) 00:04:22 ID:6zrDjfdD0
すりきれて伸びまくったテープのような
声で
「ぶぁ~ぶぁ~!」と響きわたり。
下水のような臭いが浴室に漂いました

まだシャンプーまみれの顔でなんとか
目を開けて扉を見ると灰色の手のひらの様なものが二つ。
その間に灰色のつるつるな髪ひとつない顔の様なものが見えました

あまりにも想定外の物だったのでしばらく動けずにいると
口のあるはずの部分がみちみちっと裂けてまた
あの声が響きました
「ぶぁ~ぶぁ~!」



87:本当にあった怖い名無し:2009/03/21(土) 00:05:22 ID:6zrDjfdD0
声も出せないほどびびっていた自分は
ふと我にかえってお湯をかぶり
シャンプーをしっかり落として
ばっちり開いた目で扉を
見るとそこには何もいませんでした

それからは全く落ち着けず
逃げるように浴室から出ました。
リビングに行くと義父が一人でテレビを見ていて
かみさんと子供はすでに寝ていました

自分の様子がいつもと違ったことに気付いた義父は
ビールを飲みながら何かあったのか?と聞いてきたので
誰か風呂にきましたか?と聞いたら
いいやと言って視線をテレビに戻しました
となりに座ってテレビを見ていたら一言
まぁ古い家だからいろいろいるよ
とつぶやきました


以上が昨日の夜のちょっと怖い体験です
ダラダラ長くてすいませんでした



88:本当にあった怖い名無し:2009/03/21(土) 00:53:19 ID:IH1GQa2K0
>>87

怖いな、その家。
つか義父さんさらっとしてるのなw



117:本当にあった怖い名無し:2009/03/21(土) 23:14:12 ID:XzdWZgsB0
鼻歌
さっき起きたこと。


うちの両親は、健康のために夕食後のウォーキングを日課にしている。
んで、つい1時間ほど前、俺が自室のベッドに寝転んで、
ウトウトしながらケータイでこのスレ見てたら、いつもの如く
両親が「歩きに行ってくるわー」と言って家を出て行った。

家には俺しかいない・・・これはチャンス!!と起き上がり、
玄関先に出てタバコに火をつける。
(一応成人はしてるけど、タバコ吸ってることは両親に内緒にしている)

愛しのマイルドセブンに火を点けた直後、
女の人の鼻歌と共に足音が近づいてきた。
完全にお袋だと思った俺は、慌ててタバコ消して家の中へ逃げ込んだ。



118:本当にあった怖い名無し:2009/03/21(土) 23:15:51 ID:XzdWZgsB0
続き

玄関の扉を閉めて、外からの音に耳を澄ませる。
「ふんふーん♪」という鼻歌が、扉のすぐ側まで迫っていた。
俺は、自分がこんな時間に玄関にいる最もらしい理由をあれこれ考えながら、
母親を出迎える準備をした。

しかし、「ふんふーん♪」は扉のすぐ外から聞こえるものの、
母親は一向に家に入ってこようとしない。
それどころか、その声は玄関を離れ、車庫に向かったようだ。

そして声は車の周りをウロウロし出した。
これはおかしいと思った俺は、車庫に出て「母さん何してんの?」と呼びかけてみた。
その瞬間、声は止んだ。
車庫と玄関先を見回してみたが、誰もいない。

よく考えてみると、うちの母は鼻歌歌いながら散歩するような人間じゃないし、
帰って来るには早すぎる。それに、帰って来たのだとしたら、父親も一緒のはずである。



120:本当にあった怖い名無し:2009/03/21(土) 23:16:23 ID:XzdWZgsB0
続き

不思議に思いながらも、とりあえず家に入って扉を閉める。
そして鍵をかけた瞬間、扉のすぐ外側から、
「おーーーーーい・・・・」という女の人の声が聞こえた。
母親の声とは明らかに違う、スロー再生で引き伸ばされたような声。

「あ、これは怖いかもしれない(笑)」と思った俺は、
そそくさと自室に退散。両親が帰って来るまで、ベッドで震えてた。

基地外か幽霊か・・・あれは一体何だったんだろう?と考えてみたが、
1時間経った今でもその正体は分からない。
ただ、可能性を挙げるとすれば1つだけ。



今日は、20年間俺を可愛がってくれた祖母の一周忌の日だ。



125:本当にあった怖い名無し:2009/03/22(日) 04:24:50 ID:9y1efcwFO
こっくりさん
怖いとはちょっと違うんだが、小学生のときクラスの女子がコックリサンしてたから

冷やかしてボール投げたんだ。そしたら十円玉から指が離れたらしく本気で泣き出した。
バカじゃねーの?って笑ってたら女子達があわてて十円玉に触りなおして
こっくりさん、こっくりさんお許し下さい。って頼みだした。

そしたら十円玉が×マークに動いた。あーあ、呪われたなって意地悪言ってたら
1人の女子が、こっくりさん、罰は○○(俺)に与えて下さいって言いだした。
○マークに動く十円玉。
アホかって馬鹿にして家に帰ると親父が首つってた。
偶然だろうけど当時はめちくゃくちゃ悩んだな。



128:青春 ◆SCTij9jzag :2009/03/22(日) 04:45:17 ID:74WVI4NLO
イキバタさん
はじめましてこんばんは。

今までロムばっかでしたがやっぱり僕の友人があまりにも
オカルトなので…。

友人は「俺って社会不適合者だよね!」と笑いながらタバコを吸う
現在高校生やり直し中の通称「イキバタ」さん。
行き当たりばったりを略してのあだ名らしい。
実は俺はもう卒業したのだがイキバタはまだ卒業していない。
名前も言えない通信制高校で留年しまくっているのだ…
進級できれば4月から晴れて、高校3年生だ。

とまぁ、イキバタと僕は仲良しだ。
イキバタ個人の話はまた今度できたらします。


イキバタは夜のドライブが大好きだ。
自分の運転じゃなきゃ嫌らしいが。
たいていイキバタのボロ軽自動車の助手席は僕だ。
ちなみにさっき帰ってきた。

今日峠を越えた。道路のね。
でもそこは出るとよくいわれてるスポットでイキバタもあまり好んではいない。
あんまりにもガチなスポットは嫌いらしい。
で、運転しながらタバコを吸っていたイキバタは沈黙して
「…ぬーん…」
と呻きだした。
イキバタが呻くとたいてい良いことがない…


長くなるので分けます。すみません。



136:青春 ◆SCTij9jzag :2009/03/22(日) 12:09:49 ID:74WVI4NLO
「どうかしたの?」

「ん、ああ、いやー峠を窓開けながら歌って通っちゃったから
なんか憑いてきてるかなって」


はっきり言えばイキバタは「憑かれやすい人」だ。
見えたりはしない。
気配は感じるので印は切れる、らしいが…
ビビりの俺は結構なレベルで怖い。
ちょ、ここ有名すぎる場所だよ…

峠を下る間、イキバタは無言。音楽のボリュームだけを上げた。
軽自動車を揺らすロック…と沈黙。


イキバタの無言は
1:生きてないものを感じて不快なとき
2:眠い
かのどちらか…後者であってくれ!と願ったがまだ午前2時、
まさかイキバタが眠いなんてことはないだろう。



ふと車は街灯の下に止まった。灰皿が見えなくて危なかったようだった。
だが、止まった瞬間に背筋が凍った。


俺でもわかった。ここはやばい。なんでイキバタは止まったんだ。
気のせいであってくれとひたすら思った。


「イキバタ…」
「……帰ろう」



139:青春 ◆SCTij9jzag :2009/03/22(日) 13:07:16 ID:74WVI4NLO
すみません早く終わらせます…


イキバタは車を慌てて走らせた。だが、なぜか妙に飛ばさない。
先ほどまで80キロで運転していたのにまるで
車が重くなったかのように50キロ程度で走っている。

田舎道の直線道路になった瞬間、イキバタは

「お前にはなにもしてやれん!!!」

と叫んだ。
音楽なんか聴こえないくらい。

「だから俺に憑くだけ無駄だ!!!」

正直イキバタが怖くなった。

よくイキバタは「やっぱり生きてても死んでても怒鳴ったらついていきたくなくなるよ~」と言うんだが
こんなにはっきり聞いたのは初めてだった。
今までは「叫んだよ」という報告しか聞いたことがなかったから。

イキバタ宅に到着するとなぜか電気がついている。
ドライブ好きなイキバタの兄が帰ってきたのだろうかと思いきや、
なんと夜中にも関わらずイキバタの母ちゃんだった。

イキバタの母ちゃんは怖いくらいに若く見える。初対面はお姉さんだと思ったし、
正直後妻なのでは、と思っているくらいだ。
イキバタもあんまり母とは仲良くないらしいので聞けないんだが。


「あれ、あんたまたどこか行ってたの」

「ドライブ行くって言ったじゃんか」

「え?
さっきあんた帰ってきたわよ?」

チビるかと思った



141:青春 ◆SCTij9jzag :2009/03/22(日) 13:26:18 ID:74WVI4NLO
「…寝ぼけてたんだろ」
「そうかな。お兄ちゃんも帰ってきたから目が覚めちゃって、そしたらあんたが無言で帰ってきてさぁ」

イキバタはそんな母ちゃんを無視しつつ、部屋に向かっていた。
部屋に入る前に印を切ったのは見なかったことにする。

部屋はいつもと変わらない。

「連れてきちまったかな。それとも先回りか…低級霊ってやつだろ」

イキバタは部屋に盛り塩をしながら言った。

「車、一気に重くなってさ
あーこりゃなんか乗せたなあと思ったよ
叫んだからいなくなったと思ったんだけどどうやら複数だったみてえだ
ま、その気になればあの車を溜まり場にして廃車にすりゃーいいだろ。
人間よりも下手したら動物のほうが頭使うからなぁ。


でも、本当に俺についてきてもなんもしてやれねえのに
「憑き損」だよ、あいつら

カワイソウだよ、カワイソウ」

にやにや話すイキバタが何より怖いと思う。

以上です。



146:本当にあった怖い名無し:2009/03/22(日) 19:39:56 ID:SURsTTRd0
カーブミラー
高校二年の、確か夏休みだったと思う。

俺は家に友達を一人招いて、彼を一晩泊めた。
実家だったけど親は結構そういうところ寛容だったから、
騒ぎすぎなければそれで良かった。

んでまあ、ゲームするなりマンガ読むなりくっちゃべるなりして、
気が付けば深夜になっていた。


そこでちょっと、コンビニ行こうかって話になった。

俺の実家は田舎にあって、
最近やっとできた唯一のコンビニも家から徒歩で二十分くらいの場所にあった。

まあ、散歩も兼ねてってことで。
けどそうするには、一つ問題があった。
コンビニは国道沿いにあるけど、その道中には地元の警察署がある。

もし見つかったら、高校生の深夜徘徊ってことになる。
俺らはDQNとかとは無縁なヘタレだったし、正直補導されるのは恐い。

ぶっちゃけビールなりチューハイとかも買うつもりだったし、
帰りなんかに見咎められちゃ目も当てられない。


けれどそこは地元の強み、
少し迂回した裏道を行けば警察署の前も通らなくて済むと知っていた。

そのコースで行こうってことで、二人で家を出た。

田舎だから、ちょっと裏に入れば街灯なんてほとんどない。
俺らが通る裏道は真っ暗と言ってもよかった。

それでも慣れてるもんだから平気で進んで、コンビニ行って酒を買った。
レジは俺らと同じくらいに若いバイトだし、
買おうとしたところで年齢なんぞ聞かれないのはもう知っていた。

滞りなく買い物を済ませたところで、もと来た裏道を引き返して帰途につく。



147:本当にあった怖い名無し:2009/03/22(日) 19:42:16 ID:SURsTTRd0
ところで、裏道を使ってコンビニと家を行き来するには、踏切を渡る必要がある。
帰り道、その踏切の何メートルか前までに差し掛かった時、俺は変なものを見た。
踏切前にあるカーブミラーに、俺達以外の誰かが映っていた。
ベージュ色の作業服みたいなものを着た、多分男。
首から上はちょうど鏡の縁から外れていて、見えなかった。


まずい、と咄嗟に思った。
踏切前には弱々しい街灯が一つぽつんとあるきりで、ほとんど真っ暗と言ってもいい。
そんな状況で、男の姿とその服の色がめちゃくちゃはっきりわかった。
そんなことあるわけがないのに。


俺は足を止めて、友人に「やっぱ表行こうぜ」と言った。
このままあそこを通ったらいけない気がする。直感だけど、そう思ったからだ。
友人はわけがわかっていないらしく渋ったが、半ば無理やりにコース変更につき合せた。
警察署の前を通っても何もなかったのは、まあ幸運だった。

帰った後、友人に理由を説明した。
もちろん信じるわけがなかった。
「んなわけねーだろ見間違いだよアホがwww」と言われたもんで、
ひょっとしたら本当にそうだったのかなとも思った。

第一、自分自身でもよくわからないし信じられない体験だったのだから。

でもやっぱり、確認くらいは取りたいと思っていた。
何かの見間違いだったのだとしたら、まあ誤解されるような何かくらいはあるんじゃないかと。
なので、明るい状況でよく見てみるために、日があるうちに例の踏切にまで行ってみた。


そこには、カーブミラーなんて最初から無かった。



190:30 ◆RPG8JNHiII :2009/03/24(火) 11:20:41 ID:fydd9Di50
ここだけの話
とある知人の話


よくある話だが知人は飲み屋で隣の客と気があって話が盛り上がったそうだ
(阪神タイガースことことで意見があったらしい)
わいわいと野球の話に花咲かせてるとふと男が真顔になって
別の話を始めたんだ。

「ところで…最近ここらでバラバラ殺人が起きたん知ってるか?」
確かに、ここらでは最近ワイドショーやニュースを騒がせてる
バラバラ殺人事件が起きていた。犯人は捕まってないらしいのだが…
「その事件の犯人な、俺なんや」
と男は口元を少しにやけさせながらそう言ったらしい

酔っぱらいの馬鹿なたわごとだと思って聞いていた知人も
聞いていくうちに背筋が凍ったそうだ。
あまりに具体的で真に迫ってる…まるでそこにいたかのような…
そんな語りだったらしい。ニュースなどでは取り上げられていないようなことまで
話してたそうだ…

おっさんは話し終えると「今のはここだけの話にしといてや」と言って
また野球の話に戻った。
だが、怖くなった知人が再び野球の話に付き合えるわけもなく
結局、知人は逃げるように勘定を済ませ居酒屋を飛び出してきたそうだ

後日、バラバラ殺人の犯人が捕まった。
事件解決ということで事件の詳細が語られ始めたが
その詳細はおっさんが言ってた通りだった
だが、捕まった犯人はおっさんではなくまだ若い被害者の身内だった
自供をしたので逮捕したとのことだった。
はたして、あのオッサンが何者だったのかは今でもわからない。
警察関係者が調子に乗って怪談話を仕立てたのか、それとも…



201:本当にあった怖い名無し:2009/03/24(火) 13:58:01 ID:vOXlftBT0
>>190
幽霊より何より、常軌を逸した生きてる人が一番怖いな



242:本当にあった怖い名無し:2009/03/25(水) 19:32:46 ID:a4nh5RDJ0
ユニットバスの床下
少し長いので分けます。


ある日のユニットバス施工仕事の話。
うちの会社が施工したマンションのユニットバ
スが天井から水漏れすると言う
苦情を受けて直しに入った時、苦情を入れた住民の方側の

ユニットバスを見ると、確かに天上が水漏れで蓋が黒ずんでいた。
直ぐに蓋を外すと配水管とコンクリートの微妙な隙間から水が漏れてきている事が解った。

マンションは全て、全階水周りは同じ配置にされているから
上の階のユニットバスに
何か問題があるのだと思い、
上の住民に説明してバスに入らせてもらった。

家主が少
し汚れていますけれどと断りを入れるのでああ、
掃除不足なのかと思って入ってみる
と施工から一年も経っていないのに
そこら中が水黴に侵食を受けていた。
僅かに水が
腐ったような匂いまでしていて
プラスチックのパーツの隙間を埋めている白かったシ
リコン材が
黴に食われて真っ黒に変色していた。


こんなになっていても家主は気にならないのかと、よっぽど不清潔なのかと思うと、
汚いのは風呂場だけで他の部屋はは小ざっぱりとしているし、家主も人がよさそうな
小奇麗な40代風の女性でそんな風には見えなかった。
気味が悪かったが仕事なのだ
からと諦めて排水部を確認してみると
一体型の床部分、強化プラスチックに亀裂が入
ってしまっている事が解った。
そんなに簡単に亀裂が入るわけがないと目を疑ったけ
れど当然現実。
バスは床部分をあわせ、全取替えになってしまった。




243:242:2009/03/25(水) 19:36:29 ID:a4nh5RDJ0
後日、ユニットバスを解体してバス一体型の床部を持ち上げると
コンクリートとの間に
グズグズに崩れかけた出来損ないの人形みたいなものが落ちていた。
会社の先輩と自分二人で来たんだが、二人ともそれを見て顔面蒼白。
それは髪の毛の束を無理やり包帯で包んで人型にした様な物だった。

茶色のゼリー状のにごごりの様な物体がこびり付いた
人形の体中心部分には、錆びた裁縫針が山ほど刺さっていた。

正直触りたくもないと思ったけれど十中八九原因はコレなんじゃないかと思い、
ここで躊躇したら又ここに来なければならないと思い至る。
仕方がないのでゴム手で引っつかんでポリ袋に入れて帰社途中、
適当なゴミ置き場に放置してきた。


家主はそれの存在を知ってか知らずかその後の素振りも全く普通、
こちらにはそういった話はしてこなかったし、
自分達も余り触れたくなかったので
そのまま施工を終えて帰ってしまった。
しかし、原因を作ったのがあの家主でまたユニットバスが壊れたと
したらどうしようかと今でも少し落ち着かない。
今のところ何もクレームがないので大丈夫だと思うんだが・・・



322:本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 17:21:25 ID:jBUG9e9x0
通学路の墓地
通学路から少し離れたところに大きな墓地がありました。都内でもかなり有名な墓地です。

正しい通学路を通らずとも墓地を通っても帰ることが出来たので、
大概帰るときはそちらから帰っていました。

なんというか通学路の大通りに比べて墓地のほうが緑も多いし
人通りも少なく快適だったからです。

寧ろ、墓地と言っても、冬の帰り道でも街頭がしっかりと
設置されているので然程暗くも無くあまり怖さはありません。


書こうとしている事の発端は中学1年生の春でした。
実を言うと、入学したてで不良の先輩達の集団が怖くて
墓地を抜けて帰ろうとしたのがきっかけでした。


墓地内を歩いているとある垣根の下にスズメが死んでいました。



323:本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 17:23:35 ID:jBUG9e9x0
見つけた時はビックリしましたが、
スズメが死んでいるのを見たのが初めてでしたので、暫く観察していました。

まだ死んだばかりで体も綺麗なものでした。
次の日も垣根のそばを通ると同じ場所に死んだスズメが放置されていました。


確かに垣根の下で影になっており見つかりにくい場所でしたが、
「野良猫にも見つからないのな」とちょっと不思議には思いました。

しかしやっぱりスズメの死体が珍しいので少し嬉しかったのを覚えてます。
その次もその次の日もありました。

段々と目玉の色が白くなり凹みはじめ、蜘蛛の糸みたいな
白いのがスズメの体を覆って行くのを中学の行き帰り毎日見ていました。


しかしある日、スズメの体もかなりひしゃげてきた頃、急に無くなってしまいました。
土に還るまで見ていたかったので、すごく残念だったのを覚えてます。


それから一週間ぐらいだと思いますが、同じ垣根の下の同じ場所で、
今度はネズミが死んでいました。




325:本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 17:28:38 ID:jBUG9e9x0
勿論、ネズミが死んでいるのなど、
やはり初めての事でしたので驚きもありましたがその時は少し嬉しかったです。

スズメの時と同じように、毎日見て通学、帰宅していました。
そのネズミも目が窪み、また白く何かに覆われ始めた頃、忽然と無くなってしまいました。
またいきなり消えたので「悔しいなぁ。」と思っていました。


ところがまた暫くして、今度はハトが同じ場所で死んでいました。

かなり大きなハトでしたので、そのハトの朽ちて行く様が楽しみになりました。
ところがやはりそのハトも途中で消えてしまったのです。

本当に悔しかったのを覚えてます。その頃には既に夏休み前の暑いときで、
その垣根のそばを通るとカラスの体が臭うほどでした。

なので「墓地の清掃員が片付けたのかな」と思いました。

夏休みが終わり、始業式の日でした。
朝、墓地を通ると同じ垣根の下からかなりの臭いがしました。


今度は子猫でした。



326:本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 17:31:10 ID:jBUG9e9x0
ただ、既にかなり朽ち果てており、目玉も無く体はだいぶひしゃげてました。
今度は無くならないようにとその垣根の下に枯れ木の枝やら
枯葉を置き見つかりにくいようにしてみました。


一週間ぐらいはそこにあったのですが、
やはりあるときその子猫の体も無くなってしまいました。

本当に、悔しかったです。
その後もカラス→ネコと続きましたが、やはり良いところで無くなってしまいました。


中学2年生になった頃、その時はネコが無くなった後でしたが、
いつものように垣根そばを通ってみました。


なんと驚いた事にホームレスみたいなおじさんが垣根の前にしゃがみ込んでいました。



327:本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 17:32:31 ID:jBUG9e9x0
それを見た瞬間、全てを悟りました。

同じ場所に動物の死体を置き、
時間が経つと持っていってしまうのはこのおじさんなんだろうと。

しばらく垣根の前で立ち止まり、そのおじさんを見ていました。
見ていたというよりは得も知れぬ腹立たしさがあったので、睨んでいたんだと思います。

するとそのおじさんがこっちを見ました。変な顔です。
喜んでいるのか泣いているのか分からないような顔をしてました。


その顔を見てたらなんだか可笑しくなってきて、「あははは」と笑いながら家に帰りました。

その後も鳥やら小動物の死体が続きました。確かカラスとネズミだったと思います。



328:本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 17:36:20 ID:jBUG9e9x0
そして中学2年生の夏休み前、またそのおじさんが垣根の前にしゃがんでいました。
春以来会っていなかったので、久しぶりだなと思っていましたが、
それ以上にいつも良いところで死体が無くなるので腹立たしさのほうが勝っていました。


何かを言ってやろうと思い、死体を持っていかないで欲しいという願いを込めて、


「止めろ!」


って叫びました。するとそのおじさんが振り向きました。泣いていました。
泣いていたんですが、段々と気味の悪い笑い顔に変わり、こう言いました。



「酷い子供だなぁ、君は」


酷いのはあんただろ!と思っていたので
またなんだか可笑しくなって来て笑いながら家に帰りました。


夏休みに入ると郊外に住んでいた祖母が死にました。老衰でした。



329:本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 17:37:20 ID:jBUG9e9x0
なんだかやっぱりひしゃげた体でした。
ちょっと生きているときより小っちゃくなったかなと思いました。
やっぱり見続けられないのが悔しかったです。燃やさなくても良いのにと思います。


夏休み明け、学校が始まってからはもう墓地を通るのは止めてしまいました。
なんだか腹も立っていたし、それよりも最後まで見届けられない歯痒さがあったからです。

ところがその年の11月に父が死んでしまったのです。



330:本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 17:38:12 ID:jBUG9e9x0
ビックリしました。しかも事故だったので、ひしゃげてもいませんでした。
結局見続けることが出来ないし、悲しいしその頃のことはあまりよく思い出せません。
でも自分の父親がどういう風に朽ち果てて行くのかを考えると心が痛くなりますが安心します。

それから20年位経ち、この間、墓地のあの垣根のあった場所に行ってみました。
今はその場所も舗装されて綺麗になっています。

そしてそのおじさんがしゃがんでた場所でしゃがんでみました。

何でしゃがんでいたのかやっと分かり、
また可笑しくなってしまい、「あははは」と笑いながら家に帰りました。


そのおじさんも僕と同じだったのです。


終わりなんですが、なんか書いてみたものの何も怖くないですね、スミマセンでした。



331:本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 17:42:45 ID:8EccZQkr0
>>330
いやもうなんていうか、あんたが怖いw
ともかく、乙!



376:本当にあった怖い名無し:2009/03/28(土) 19:58:15 ID:eqPdgzacO
伊勢神宮
本当の話


先週伊勢神宮で白い人影3体が並んでが宙に浮いて歩いてるの見た。
その人影は20秒ぐらいして突然消えた。

友人も見た。
近くにいた参拝者数人も見た。
一同「ここはそういう場所だな」という意見で一致した。



377:本当にあった怖い名無し:2009/03/28(土) 20:51:44 ID:vTpVJGE70
>>376
神様の眷属かな?御神域には雑霊は入れない



433:本当にあった怖い名無し:2009/03/29(日) 02:49:17 ID:Bgb4w129O
真夜中の訪問者
うちは夫婦ふたりして酒好き。

週末は奥さんも一人で飲みに行って、帰宅が深夜になることもよくある。
先日も別々の店で飲んでいて、俺が先に帰宅し、
1時くらいに眠くなって奥さんの帰宅を待たずに寝室へ。

寝ていたら、玄関のドアをノックする音で目がさめた。

ドアごしに「○○(奥さんの名前)?」と聞くと、「あーけーてー」という女性の声。
不審に思って「誰?」と聞くと、再度「あーけーてー」と繰り返された。
うちはオートロックのマンションで、
内部の者がエントランスのドアを開かないと、部外者は中に入れない。

もちろんエントランス、自室のドアのインターホンはカメラ付き。
でもそのせいか、ドアには覗き窓がない。
だから、相手がインターホンを使わない場合、ドアを開けないと姿を確認できない。



435:本当にあった怖い名無し:2009/03/29(日) 03:04:19 ID:Bgb4w129O
確認のためにもう一度「○○?」と聞くと、「わたし、わたし」の返事。
怖くなって一度寝室に戻り、携帯で奥さんに電話してみた。
奥さんは俺の行き付けでもある店で、共通の友人と飲んでる最中。

電話で話してる間、玄関はさっきより強く叩かれてた。
「また後で連絡する」という旨を早口で言って、すぐ電話を切った。
かなり怖かったけど、玄関に行って「やめて下さい、警察を呼びますよ」と、
ドアの向こうに強めの口調で言った。

そうしたら、ノックがやんでちょっと間が空いた後、
ドーンとドアを蹴るような衝撃があって、その後は何もなし。




436:本当にあった怖い名無し:2009/03/29(日) 03:31:32 ID:Bgb4w129O
もしかしたら内部住人またはその関係者が泥酔してたのかなと思って、
耳をすませていたんだけど、マンション内でドアが開く音も、人の声もしなかった。

5分くらい聞き耳を立てて、何もないんで寝室に戻った。
これは管理会社に報告して、一応防犯ビデオを確認してもらおう。

そんなことを考えてたら、寝室の真上から物音がした。
小さい音だけど、さっきのノックと同じリズム。
でもうちは最上階で、しかもマンションには屋上がない。
そもそも、管理会社が特殊な梯子を持ってこないと、屋根には昇れない。
音は多分2~3分でやんだ。

それっきり音はなし。
すぐに奥さんに電話して、異常事態を報告。
ついでに、友達のうちに泊めてもらうこと、昼まで帰ってこないことを約束させた。
俺も飲みに行っちゃいたかったけど、玄関のドアを開けるのが怖くて、
部屋から出られなかった。


以上が2週間くらいまえにあった話。
7月には契約更新だから、部屋は気に入っているけど引っ越すつもり。
引っ越すとき、管理会社にそれとなーく話してみるけど、多分正式には報告しない。



437:本当にあった怖い名無し:2009/03/29(日) 03:52:21 ID:DaXiJ3R+O
コンビニ行けなくなったしゃないか…
ドア開けれない



449:本当にあった怖い名無し:2009/03/29(日) 21:13:23 ID:cXEw1RG80
足音
これは俺が高校2年のときの話


はじめて彼女ができて、毎晩ケータイで長々と話してた。
そんなとき彼女が
「なんか足音するんだけど…。誰かいるの?」
と言ってきた。そん時、自分の部屋に俺一人。いるわけないし俺にはそんな音聞こえない。
「気のせいじゃない?」
そういってその時はなんとも思わなかった。

でも、次の日も、その次の日も彼女には聞こえるらしい。
しかも音はどんどん大きくなっているらしかった。
だんだん怖くなってきたが、霊とか信じない方なので気にしないようにしていた。

ある日、夜中にふと目が覚めた。体が動かない。
「あ、金縛りだ。そういえば最近、忙しかったから疲れてるのかな?」とか考えて
あんまり「やばい」とか思わなかった。
そうこうしているうちに何か聞こえてきた。
足音だ。誰か階段を上がって来る。俺の部屋の前で止まった。
「誰だ?おかんか?」と思っていたら金縛りが解けた。
部屋の外には誰もいなかった。
親に言っても馬鹿にされるだけだと思い、何も言わなかった。



450:本当にあった怖い名無し:2009/03/29(日) 21:15:37 ID:cXEw1RG80
そんなことが何日か続いた。
その日も「またか…」とか考えながら金縛りが解けるのを待った。
しかし、どうも様子が違う。足音が聞こえない。

「…っ!」今までに体験したことがない激しい耳鳴りに襲われた。
なんとか耳鳴りからは開放されたが金縛りのほうはどうにもならない。

そのうち目もなれ、ふと天井を見ると黒い点が一つ見えた。
「なんだあれ?ん?ちょっとずつ大きくなって…る?」
違う。大きくなったのではない。
黒いひも状のものが俺の顔の真上まで降りてきていた。
「なんだ…これ?」
気付けばすでに何本か同じように垂れ下がっていた。

次の瞬間、風もないのにひもがフワッと横に揺れた。
同時に

ドサッ!!!!!!!!!

女の頭が俺の目の前に落ちてきた。
たとえ様もない恐ろしい形相だった。
あまりの恐ろしさに俺は朝まで気絶していた。



451:本当にあった怖い名無し:2009/03/29(日) 21:17:54 ID:cXEw1RG80
俺~~~!もう昼過ぎよ!布団干すからもうおきなさい!」
母の声で目が覚めた。
「死んだと思った…。夢…か?」

「はやくしなさい!!」

あまりのことに頭が働かない。
「とりあえず布団もって行くか…」
「っあああ!!!」

敷布団の下に女の長い髪がびっしり敷き詰められていた。


実話です。長文失礼しました。



452:本当にあった怖い名無し:2009/03/29(日) 21:20:23 ID:JfCoL+Lj0
>>451
えーえーえーええーっつ!!?
それって彼女が髪の毛を敷き詰めていったの?
それともいつの間にか・・・ってこと?!



455:451:2009/03/29(日) 21:58:08 ID:cXEw1RG80
>>452
彼女は家につれてきたことありませんでした。



489:同人ノウハウより転載:2009/03/30(月) 10:02:49 ID:DfaCM47k0
アニメと現実
328 :友やめ1/3:2009/03/18(水) 22:13:20 ID:zUyDVHRDO

落ち着いたので投下。
数年前の友やめ。

元友Aはアニメや漫画の表現を現実にやる奴だった。
以下例を幾つか挙げてみる↓

・走る時に「ドビュー!」「ゴオー!」と実際に声に出す。
・走って来て止まる時に「キキーッ!」と言いながら、わざと前につんのめりながら停止。
・食べる時は「モグモグ」「ハムハム」を声に出(ry
・驚いた時は一度力一杯顔をしかめてからクワッと目を見開き「えっええーっ!?」と声(ry

当時Aは既に30代半ばだったのでかなり痛かった。
しかしそれでもまだこの程度で済んでいたので、
私も共通のヲタ友達もハイハイバロスでスルーしていた。


だが、そのうちAのオーバーリアクションは常軌を逸するようになってきた。
誰かがボケると
「んもー、○○さんってばー!」
と言いながら横面に加減一切無しのグーパンチ。
鼻血を出して吹っ飛ぶ○○。
別の友人は歯を折られた。
咎めると「怒られちっち…くちゅんくちゅん」と泣く振りだけで反省は無し。



490:同人ノウハウより転載:2009/03/30(月) 10:03:30 ID:DfaCM47k0
329 :友やめ2/3:2009/03/18(水) 22:17:01 ID:zUyDVHRDO
こうなるとみんなFOとまでは行かないが距離を置き始め、流石にAも反省したのか
馬鹿な行動は少なくなってゆき、多少のモニョは残したが再び元の距離に戻った。

が、元に戻って安心したのか、Aはまたおかしな行動を取るようになった。
そんなある日のイベントの時のこと。
交差点で信号待ちをしていたら、Aに突然「ええーい!」と車道に突き飛ばされた。
思いっきりワゴン車と衝突、つーか跳ねられた。
気付いたら病院のICUのベッドの上。
頭蓋骨と鎖骨と肋骨と骨盤と大腿骨と右肘が折れたり割れたり砕けたりだった。
しかもイベントの日から10日過ぎてた。
両親とばっちゃと兄貴と妹が「よかったよかった」と号泣してた。

Aは
「つきとばされて車にどっかぁ~ん☆と吹っ飛んぢゃう(私)チャン☆」
「そして頭から血ダラダラさせながら怒り笑顔で『なにすんのよもー☆ミ』」
を想定していたんだそうで…orz
過失傷害どころじゃない、冊人未遂で塀の中に叩き込んでやった。



491:同人ノウハウより転載:2009/03/30(月) 10:04:10 ID:DfaCM47k0
330 :友やめ3/3:2009/03/18(水) 22:20:34 ID:zUyDVHRDO
A親は謝罪には来たものの
「娘は夢見がちなものですから…」
「今回もちょっとした悪ふざけだったんです…」
「出来れば今後もお友達として仲良くして頂ければ…」
夢見がちの悪ふざけでこちらは氏にかけたんですがね。
当然まるっとお断り。
これをきっかけに他のヲタ友やAと付き合いのあった人達も一斉にAをCOした。

跳ねてしまったワゴン車の運転手さんには、極軽いものとはいえ
ペナルティが課せられてしまったことが本当に申し訳なかった。
ご夫婦でお見舞いに来て下さった時、うちの両親と謝り合戦になったそうだ。
私は幸い後遺症は無かったけど、片方の尻にでっかい×の形の傷が残って今では笑い話にしています。


Aは一昨年に出所した様だが、家族揃って何処かに引っ越したらしくその後は知らない。
知りたくもない。



492:489:2009/03/30(月) 10:07:17 ID:DfaCM47k0
異常性格者が恐ろしいと言う話。
引越し先で何も起こしていなければ良いのですが、異常者は貴方の傍にも・・・



532:本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 05:38:43 ID:Gu3fBjaLO
呪いの階段
4日前に体験した話。

春休みが始まったばかりだった俺は、男友達2人を誘って、
中学時代に転校してしまったもう一人の友人の家に遊びに行ったんだ。

朝っぱらから電車に揺られて、昼頃にそいつの家に着いて、夜の11時まで遊んだ。

久々に会ったからテンション上がって4人で馬鹿みたいに騒いでたんだが、
引っ越した友人の兄貴にも久々に会いたくなったんだ。

だから友人に会えないかと聞いたら、自転車で30分くらいで
兄貴の仕事場に着けるから、今から行くかって話になった。


チャリは友人の両親と友人兄弟ので4台あったから、
親御さんにも許可貰って会いに行ったんだ。

で、仕事場に付いたら友人の兄貴がドアの前で仁王立ちして待ち受けていて、
「久しぶりだなー」って、笑顔で迎えてくれた。


親御さんが連絡入れてくれたらしい。
友人兄の仕事場は8階建てビルの7階の一室で、
エレベーターで上がったらビックリ、なんかプレステとか置いてある。

仕事する気ねーだろwとか思ったけど、前の住人の忘れ物らしい。
でも俺達にはそんなん関係無くて、友人兄の仕事が終わるまでずっと4人でFF8進めてた。
セルフィ可愛すぎ。



533:本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 05:40:11 ID:Gu3fBjaLO
夢中になって進めてたけど、友人兄の仕事が終わって、友人宅に帰る事なった。
この時点での時間は深夜の2時で、友人兄がもう暗くて
危ないからチャリを置いて自分の車で帰ろうと言い出した。

来る時も暗かったし、4人いるから大丈夫だと主張したんだけど、
万が一何かあったら困るからと譲らない。


迷惑をかけたく無かったし、少しの間押し問答が続いたんだけれど、
結果的に友人兄の言葉に甘える事になった。

話もまとまって、それじゃあ帰るかーっ!と部屋を出て
エレベーターに乗り込もうとしたんだけれど…アレ?動かない。


壊れた?って思ったけど、友人兄が思い出したように
「そうだ!エスカレーターは12時以降は動かねえんだった!」と。エスカレーターじゃねえよ。

その発言で友人兄を除く4人が「な、なんだってー!」って感じで
階段降りんのマンドクセってブーブー文句垂れだした。

でも帰るには階段降りるしかないから、渋々階段を降りる事に。
ここで、室内の階段より屋外の階段の方が車を止めてある駐車場に近いから、
そっちを使う事にして、屋外階段に続く重い鉄の扉を開けた。




534:本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 05:42:12 ID:Gu3fBjaLO
扉を開けると、8階から1階まで吹き抜けになっている階段に出た。
屋外階段って言うから本当に屋外にあるのかって思ったけど、
違うんだなぁ、なんてどうでも良いこと考えながら階段を降りだした。

狭い階段だったから、俺が先頭で、その後ろに友人兄→友人3人という形で、一列に並んで降りてた。

で、階段を少し降りた所で、最初の異変に気付いた。
今まで馬鹿みたいに騒いでた奴らが、今度は馬鹿みたいに静かなんだ。
変だな~って思ったけど、騒ぎすぎて疲れたんだろうなって特に気にしなかった。
実際俺も眠くて、早く帰りたかったし。

で、気にせず引き続き階段を降り始めてまたすぐ、次の異変が起こる。

なんか、爆笑し始めたんだよ。後ろで。
「やべぇw」とか「マジウケるw」とかじゃなくて、もう、本当にただ単純に笑ってる。
ゲラゲラ笑ってる。流石に気味悪くて、うるさいよ!と、立ち止まって怒鳴ったんだ。

そしたら、突然シーンと静まり返って、後ろから友人の声で
俺の名前を呼ぶ声が聞こえたんだ。そして、それと同時に俺の肩に手が置かれた。




535:本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 05:43:57 ID:Gu3fBjaLO
それだけなら何の不思議も無い。ただ友人達がふざけただけだと言い切れる。
でも違う。俺の肩におかれた手。肩だけじゃなかった。体中に無数の手が触れてた。

一列に並んで降りてるんだから、後ろにいる友人兄以外が俺に触れられるハズが無い。
俺は自分が今どういう状況に立たされてるかを初めて認識して、走り出した。
でも逃げ出す瞬間に、腰から下げてた懐中時計の鎖が階段の手すりに引っ掛かって、千切れて落としてしまったんだ。

祖父の形見の大切な懐中時計だったんだけど、そんなの捨て置いて走った。
俺が走る後ろから、俺を追いかけてくる足音が響いていて、怖くて死ぬかと思った。
怖かったけど走って走って、1階に着いて、扉を開けて外に出た。
駐車場の脇に出て、逃げ切ったと安心したら、涙が溢れてきた。

友人達は大丈夫だろうか、とか、あれはなんだったんだろう、とか、やばい小便ちびったとか。
色々と考えてたら、俺が出てきた扉が開いて、友人達が出てきた。

友人達に駆け寄って、大丈夫だったか?って聞いたら、
4人が笑いながら「大丈夫じゃないのはお前だろw」。

友人達の話によると、扉を開いて階段に出た瞬間、
俺が狂ったように全力疾走しだしたらしい。




536:本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 05:47:28 ID:Gu3fBjaLO
話を聞いて俺が唖然としていると、友人兄が俺に懐中時計を手渡した。
「どこにあった?」と聞くと、「お前が走り出した瞬間、手すりに引っ掛けて落ちたよ」。

おかしい。全部おかしい。俺は階段を降り始めた時は走っていないし、
懐中時計を落としたのは階段を降りて少し経った後だから、一階に落ちているハズがない。


でもそれは全部友人達との言い分と食い違う。
おかしいのは俺の頭なのか、友人達なのか。
あるいは、もっと違う何かが絡んでいるのか。




以上です。長文・乱文申し訳ありませんでした。
これがこれまでの人生で唯一体験した恐怖体験なので、
思い出すと未だに怖くて泣きそうになります。

もう二度とあんな体験はしたくないです。



543:本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 10:15:14 ID:1/7K+bKvO
階段ってなんかあるのかね
ずっと降りて行くだけだし霊道とかありそうだな



556:本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 14:58:16 ID:+g/tuBeq0
おいで、おいで
オカルトじゃないけど私的に洒落にならなかった話


もう10年以上も前、会社のワゴン車で港の取引先へ
すると時間が悪かったのかトレーラーなどの出入りが
頻繁で取引先の人に邪魔にならないとこで待っててと言われた。


そこで港(岸壁っていうの?)に横付けで車を止めて待ってましたさ、呼ばれるまで
ところが残業続きも手伝って、つい寝てしまった私。。。
そこへ取引先のおじさんが助手席のドアを叩いて、笑いながら「おいで、おいで」としているので、恥ずかしさと急がなきゃ!というので慌てて車を降りると・・・

降ろした足が半分しか地面を踏んでなかった
「あれ?」と思ったときは海へジャバーン
邪魔にならないように、と港ギリギリへ止めていたのと勢い良く降りたのが災いしてしまって

取引先が大騒ぎ
まだ残ってた大型車の運転手なんかの人も引き上げてくれて
気がつけば人だかりが・・・
もう、冷たいやら情けないやらみっともないやら・・・
持ってた書類も濡れてパー
帰社してから叱られる!って思ったけど
上司一同、みんな大笑い

あとで取引先の人に聞いた話では
私が初めてダイビングしたわけではないそうで
トレーラーの運転手さんでもギリギリに止めてる人は落ちたことあるみたい
共通点は「車内で寝てた」
それからは、待ってと言われても寝なくなりましたねぇ



557:本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 15:10:25 ID:eMNm7uTb0
>>556
笑ったw
人が見ててくれてるときで良かったねえ



581:本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 23:22:23 ID:NSzWNB93O
>>556
笑いながら手招きしてたのは本当に取引先の人だった?



663:556:2009/04/01(水) 18:54:30 ID:vqH/Bl3x0
>>581
今、思えば・・・

いやいや取引先の人でしたよw
海から白い手も出てなかったしwww

スレ違いスマソ

でも、軽く波打つ大海原しか目の前になかったとき
思考回路ストップ、自分の身に何が起きたのかさえ理解できず
なのに、書類は利き手じゃない左手で掴んだままw
あのまま沈んで死んでたら、やっぱ理解できないでしょうね
そして、その港でいつまでも取引先の人を待つ自縛霊に・・・(オオゲサ)

557が言うように人の居る昼間で良かった



766:本当にあった怖い名無し:2009/04/03(金) 17:26:47 ID:YWa42a0n0
家出女
まとめサイトで「コトリ」っていう話を読んで、ちょっと思い出したことがあるのでひとつ。

汚いものを見たくない人はスルーしてください。


もう何年も前の事だけど、私はDV彼氏と同棲していたのを着の身着のまま脱出して、
帰る家がない状態が何ヶ月も続いていた事があった。
で、18とか19とかの頃で、情緒不安定で人肌恋しかった事も重なり、
まあぶっちゃけた話、売春で生計を立てていた。

その頃はまだ出会い系サイト規正法とかもなくて、
携帯から探せば腐るほど「そういうの」が見つかったんだよね。
そんなさなかの事。

残りの所持金が130円とかで、ぎりぎりコンビにおにぎりが買える程度。
ヤバイと思って必死に相手を探してたんだけど、そういうときに限ってなかなか見つからない。
日付が変わる頃っていう、時間の遅さもあったのかもしれないけれど。
普段は「本番」で数万円の人しか相手に選んでいなかったけど、
「口だけ」で1万円、10分で行くよ、とメールを送ってきた人がいたから、その人に決めた。



767:本当にあった怖い名無し:2009/04/03(金) 17:28:22 ID:YWa42a0n0
やっぱりこちらも犯罪に巻き込まれるのは怖いし、変な人ってのも嫌だから
いつもメールの文面や自己紹介で、大丈夫そうな人を選ぶようにしていた。
(普通に会話が出来るか、極端に太ってないか、とかね。)
その点で言えば、彼は会話もちょっと絵文字が入っていてただのエロいおっさんっぽかったし、
年齢も30台で、そして口だけならあまり心配する事もないかと。

男は可愛い感じの軽自動車で現れた。
待ち合わせ場所は駅だったけれど、深夜だという事もあって人気はゼロに近い。
でも車に乗って、何だか日常的でないものを感じた。
それは車がおかしかった訳でなく、男そのものが日常的でない感じ。
変な違和感というか。

何というか、「怖い」と、雰囲気で感じた。
彼は顔に大きな傷があったけれど、それ自体は特に怖いとは思わなかったし
喋り方も気さくで優しい感じなんだけれど、何故か怖い。
そう感じた時点で車から降りれば良かったものの、
降りたところでお金が貰える訳じゃない。



768:本当にあった怖い名無し:2009/04/03(金) 17:29:56 ID:YWa42a0n0
男は「どうせなら、ちょっとドライブしようか」と、車を走らせた。
ただやるだけ、じゃなくて、ちょっとでも良い雰囲気を作って臨みたいという男性は
今までもいたから、特に疑うことなく承諾した。
とりとめもない話をしながら走った。
私は会話は得意な方じゃなかったけれど、
男が上手く喋ってくれたからそれなりに弾んでいたと思う。

その会話の中で、私は「帰る家がない」事も喋っていた。
車はどんどん、山奥へ走っていた。

1~2時間くらいはドライブしただろうか、
突然車が閉店したドラッグストアのような建物の駐車場に止まった。

休憩するのか、もしくはここで「する」のか?
無言で様子を見ていたら、男の口調が急に変わった。
頭真っ白にぶっ飛んで、足とか、本気で震えがガクガクで止まんない状態。
涙とか鼻水とか汗とかも出まくってたと思う。
同時に、男と顔をあわせた時に感じた「違和感」にも、納得がいった。
ちなみにこの件の後、別の8●●関連に巻き込まれた時に知ったのだけど
「そういう系」の人達は、「そういう」オーラというか、雰囲気を持ってるんだよね。
生きてる世界が違うから、そんな違和感を感じるんだと思う。



769:本当にあった怖い名無し:2009/04/03(金) 17:31:19 ID:YWa42a0n0
男の話した内容は大体こんな感じ。
・男に質問は禁止、男の目を見るのも禁止、笑ったり騒いだり抵抗したらこの場で殺す。
・朝鮮系の8●●で、若い女を「船」に引き渡す仕事をしている。
・出会い系で見つけた家出女なんてどうせ消えた所で誰も騒がない。
・「船」は富山の港にあり、そこに朝4時頃女を連れて行くと、連絡してある。
・「船」がその後どこにいくのか、女がどうなるかは知らない。
 男の仕事は、あくまでも「船」に引き渡すまでだという。

あの時の緊張は、本当に心臓が壊れそうな位だった。
自分がこれからどうなってしまうのか、外国に売られるのか。

細かいやり取りはまあ、よく覚えてないのもあるし詳しく書くと何かと怖いんで省略します。
結局私は売られずに「口だけ」で済んで、その上男と暫くメールのやり取りをしたり
男と同じ仕事をしている仲間の特徴を教えてくれたり、案外仲良くなってしまって
私自身は何てことなかったんだけども。

試しに自分の値段を聞いたら、60万円くらいだとか。
意外と高いものなんだな、と思った。



770:本当にあった怖い名無し:2009/04/03(金) 17:33:09 ID:YWa42a0n0
で、数年経って冷静に考え、「船」とか「売る」とかは嘘で、ただの脅し文句だったんじゃ?
とも考えるようになった。
けど「口で」する時に、車の中で良い物を、男は「仲間」が経営するラブホにわざわざ入り、
その「仲間」にお金を払おうとして「いやいやお金なんて結構ですよ」みたいな事言われてたり、
信憑性があるといえばある。
そんな折に、「コトリ」を読んで、ゾッとしたのでした。
選択肢を間違っていたら、私も船の上で惨殺されていたのかも知れないと思うと。

まぁ、売春は危ないのでやめときましょう、という事で。。
gdgdな長文、すみませんでしたm(_ _)m



844:本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 13:37:32 ID:QluoI3U80
キコリのヤバイ話
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:26:41.54 ID:bSj7oyr10

俺の親父はキコリだ。山で色々な変な現象にあうことは珍しいことではないらしい。
けど、一回俺が小さい時に、死ぬほど青ざめて帰ってきたことがあった。
そして困ったなぁ困ったなぁって、ずっと言ってた。
俺は気の強い親父が、何でこんなうろたえてるのか理解できなかったんだが…

親父はいつものように山でチェンソーで木を切っていたらしい。仕事は一人でやっていた。
エンジンの音に混じって、頭の上から一瞬甲高い音が聞こえたらしい。
んで、すぐにエンジン切ったんだが、周りに人がいるわけでもない。
それもそのはずで、その親父の行ってた山は標高が高い所にあり、
人なんか誰も近づかない山。 針葉樹の森だった。

俺も一度そこに近寄ったことあるんだが、普通の森から、一気に空気が変わる。
なんというか、地面が寂しくなり、立木の種類が変わって、物凄い不気味なのだ。
んで、親父は気のせいだったと思ったら、再び頭の上から甲高い声が聞こえたらしい。



845:本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 13:39:02 ID:QluoI3U80
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:29:12.17 ID:bSj7oyr10
「今夜はご馳走だぞ!!生贄は用意してあるか」とか、そこだけ聞こえたらしい。
で、声の響いた方を見たが誰もいない。
しかも、上から聞こえてきたらしい。
さすがの親父もビビッて、パニックになったらしい。

親父は大声でさけんだんだって。俺はチェンソー持ってるぞ!!!とか。
でも、反応は無し。
なんというか、この世のものではない感じがしたらしい。
親父は仕事を切り上げて、帰ろうとして、荷物を置いてあった川に戻ったらしいんだけど
そこで変なものがあることに気がついたらしい。



846:本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 13:40:22 ID:QluoI3U80
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:32:14.89 ID:bSj7oyr10
自分の持ってきた荷物の上にカエルとか
虫とか鼠の死体が山になって積まれていたんだって。

そんで、離れた所にももう一つ同じような山があって、
その山がどんどん小さくなってってたらしい。


それを見て俺の親父は直感でヤバイって感じたらしくて、荷物そのままにして
車あるとこまで走って逃げて、家に帰ってきたらしい。
で、途中でサルの群れにあったらしいんだけど、なんか異様に皆がこっち見てたんだって。

サルは人きたら見るけど、逃げようともせずに
じーーっと見てたから、異様に感じたらしいんだけど

その時は、そのまま家まで逃げ帰った。
で、家まで付いた時に異様な生臭さを感じて、
もしや…と思い、来ていた作業着の匂いをかいでみたら

物凄く動物の尿の匂いがしたんだって。

で、親父は自分の親父…つまり、俺の爺ちゃんからそういう話を聞いたことがあったらしく、
キコリの間で、そういうことがあったらすぐに服を燃やせって伝説があるらしい。
で、俺の親父はそれをすぐに燃やしてたんだ。



847:本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 13:41:20 ID:QluoI3U80
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:34:24.37 ID:bSj7oyr10
それから、その山の標高の高い所には行くことが出来なくなってた。
しかも、山に行くのに猟犬を毎回連れて行ってた。
正直、あの親父がこんなにビビるなんて相当なことだと思うわ。
でも、家の爺ちゃんはその場所で死んでたって後で聞かされて、理由が分かった。

爺ちゃんも同じものを見たらしい。
そして、その山は一応霊山として祭られてる山で、神社もあるんだが、
その神社には誰も人が近づかない。
というか、近づけない場所にある。
けれど、全く荒れてないらしい。
俺は一度、大人になってからそこに行った事あるんだが、
石造りの門があって立派な神社だった。


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:36:58.65 ID:bSj7oyr10
これは俺が親父から聞いた中で一番怖い話しで、ずっと忘れられん。
正直、俺の親父はこういう類の話しが大嫌いなタイプだから、嘘だとは思えん。

ここまでヤバイ話しは無いけど、まだまだ山関係の怖い話しあるけど需要あるかよ?



919:本当にあった怖い名無し:2009/04/05(日) 14:44:04 ID:6GGx3X2hO
助手席の女性
そんなに怖くないですが、よかったら読んでください。2年前の話です。

ある朝、自転車通勤中に信号待ちをしていたら後ろから
「〇〇さん!」と声をかけられたので振り向いたら
会社の先輩(女)が車の中から手を振っていました。


軽く挨拶してすぐ前を向いたのですが、違和感に気付きました。
助手席に人が乗っていたのです。女性で、肩にかかる長さの茶色い髪、
ほっそりした色白の顔で、下を向いていました。

同じ部署の先輩に似ていたので、あれ?二人で出勤?
変だなと思ってもう一度振り返ったら、どうみても運転席の先輩一人だけ。

すぐ信号が変わって、車は発進していったのですが、やはり一人しか乗っていません。

錯覚にしては、あまりにも鮮明に助手席の女性を思い出すことができます。
白い服で、薄い黄色のカーディガンを羽織っていました。
先輩にその話をしても恐がらせるだけなので黙っていました。



920:919続き:2009/04/05(日) 14:44:55 ID:6GGx3X2hO
その日の帰りは遅めで、8時近い時間になりました。
自転車に乗って帰るとき、会社の駐車場でたたずむ
朝と全く同じ女性を見てしまいました。先輩の車もあります。


色々考えていたら怖くなってきて、早く家へ帰りたいと思いましたが、
近道の裏道は怖いので、少し大きめの道路を走っているのに、
その日はやけに交通量が少なく、稀に車が走るくらいで、
いつもいるはずの自転車や歩行者が全くいません。

そのうち、気のせいか車道と反対側の左側から、
人の息遣いのようなものが聞こえてきました。


とにかく急いで交通量の多い通りへ出て、途中のスーパーへ入りました。
人がたくさんいて、落ち着いてきました。
店の中から自転車を見ましたが、あの女性はいませんでした。

そのまま家へ帰りました。

次の日は土曜で自転車を使わなかったのですが、
日曜に自転車を見たら左のハンドル部分の先が擦れたようになって
ちぎれかけていて、左のペダルの反射板が割れて欠けていました。

少なくともハンドルは、金曜はそうではありませんでした。
偶然の悪戯かもしれませんが、気味が悪いので部品交換してもらいました。

翌日、出勤したら例の先輩が日曜に車に乗っていて横からの追突事故にあって、
むちうち、肋骨骨折で入院したことを知りました。車は廃車だそうです。

ちなみに車は中古車でした。

私はその半年後、転職して引っ越す際に、自転車を廃棄しました。
先輩は今は髄液減少症で苦しんでいます。



930:本当にあった怖い名無し:2009/04/05(日) 19:25:07 ID:zR8wgRup0
ヤマノタミ
俺の父方の祖先は九州の山奥の領主だった。

これは、父が自分の祖父から聞いた話(つまり俺にとっての曽祖父、以下曽祖父)。
曽祖父の両親は田舎の名家ということもあってかかなり厳しい人間だったらしい。
幼かった曽祖父は何かいたずらをする度に激しく怒られた。
そして怒られる時は必ず「埋めるぞ!」と脅された。
まだ幼かった曾祖父は本気で恐怖したようだ。


そして曾祖父は何故か山に登ることを固く禁じられていた。
当時曽祖父一家が住んでいた屋敷は山の中腹に建っていたのだが
麓に降りることは許可されていたが上ることは許されなかった。

理由を聞いても「ここから上は迷いやすくなってる」「獣が出るから」と
曖昧な返事しか返ってこなかった。




931:本当にあった怖い名無し:2009/04/05(日) 19:32:31 ID:zR8wgRup0
ある日曽祖父は両親の言いつけを破り山に上った。
曽祖父は既に10歳になっており、両親の言いつけを
馬鹿正直に守ることもなくなり、体力にも自信がついていた。

家から麓までの道のりは既に探検しつくしており、
厳しい両親は曽祖父が町に行って遊ぶことを許さなかった。

そろそろ新しい遊び場が曽祖父にも必要だったのだろう。

曽祖父は家を抜け出し、こっそり山に登った。
思いの他道はなだらかで登りやすかったらしい。

しばらく歩くと森が見えてきた。曽祖父は森の中に入った。
森の中をしばらく散策した後、木の下で家から持ち出したおにぎりを食べ、休憩した。
そろそろ帰ろうかと曽祖父が腰を上げたとたん、どこからかうめき声が聞こえた。



932:本当にあった怖い名無し:2009/04/05(日) 19:38:29 ID:zR8wgRup0
けが人か病人でも倒れているのだろうか。曽祖父は探し回った。
大きくなったり小さくなったりするうめき声を必死に辿ると
曽祖父はとんでもないところにいきついてしまった。


そこは堆く積まれた木の葉が小山になっている場所で
声はその木の葉の下から聞こえてきたのだ。

こんなところに人が・・・木から落ちでもしたのか?
曽祖父は恐る恐る木の葉を掻き分けた。
何と、中から人の首が出てきた。



933:本当にあった怖い名無し:2009/04/05(日) 19:44:33 ID:zR8wgRup0
一瞬わけがわからなかったがどうやら
その人は首だけ出して地面に埋められているようだった。

その人は大分衰弱していてうめき声は上げているものの意識ははっきりしていなかった。
曽祖父が必死で呼びかけるものの薄目を開けるだけで返事はない。

混乱した曽祖父が助けを呼びに行こうと走り出すと
前方に数人の人間がいることに気がついた。

彼らは曽祖父をじっと見ている。
彼らに助けを乞おうと曽祖父は走りかけたがどうも様子がおかしい。
まず、奇妙なのは彼らの格好だった。男も女も髪を長く伸ばしていて、
寝巻きのような衣服を身につけていた

そして彼らはけして曽祖父を歓迎していないようだった。
何やら曽祖父を睨み付けながらヒソヒソ話をしている・・。




934:本当にあった怖い名無し:2009/04/05(日) 19:50:49 ID:zR8wgRup0
咄嗟に曽祖父は彼らに背を向け、家に向かって逃げ出した。
何やら後ろから怒声が響いたが、聞き取れなかった。
家に駆け込んだ祖父は禁を破って両親から怒られることも忘れて
生き埋めになっている人、そして奇妙なかっこうをした連中のことを話した。


家人達は曽祖父の話を黙って聞いていたが
「それはヤマノタミだ。埋められた者は何か悪いことをしたのだ。
我々と彼らは合い知れんのだ。
干渉してはいかん」とぼそりと呟いた。
曽祖父は、二度と山に登らなかった。

確かめようにも俺の現住所は東京だし・・今その人たちどうなったんだろう。
ヤマノタミって一体どんな人たちだったんだろうな~。




961:本当にあった怖い名無し:2009/04/06(月) 01:30:11 ID:fOPh95OF0

ガマ
たいして怖くはありませんが・・・

あるオカルト雑誌の記者二人が沖縄に取材に行ったそうです。
記者たちは地元の伝承や民話などを一通り取材し終え最後に
「ガマ(沖縄の方言で天然の洞窟)の中で写真を撮ってみよう」
と、地元の人にガマの密集している地域を教えてもらい
いつくかのガマをめぐり写真を撮っているうちに
入口にしめ縄が張ってあるガマを見つけ
記者たちは嬉々として中に入って行った。



962:本当にあった怖い名無し:2009/04/06(月) 01:50:13 ID:fOPh95OF0
続き

中に入ると外観より結構深く、奥まで入ると薄暗くていかにもな雰囲気だった
一人は写真をとりはじめるんだが、もう一人の記者はどうも落ち着かない
「なんか足元を虫に刺されてるみたいに痛い!!」
と、ジタバタ騒いでいたら
「お前たち何してる!!!」
と、地元のおじいさんにものすごい勢いで追い出された。

話を聞くと、このガマは戦時中に住民の避難場として使われたが
敵の攻撃でガマの入り口が崩れ、住民が生き埋めになったらしい
戦闘中に救助が来るはずもなく、数週間にガマが掘り出されたときは皆死んでしまっていた。

だが妙なことに、ひとつを除いて遺体は激しく損傷していたそうです。
どうやら生き埋めになった人たちは衰弱死した人の肉を食べ、
生きながらえていたみたいだった

そしてその話しを聞いた記者の一人は震え上がった。
自分の足には無数の歯型がついていた・・・・・・


たぶんソースは雑誌
曖昧ですんません



転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1360338180/
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1237401411
1001:114514 ID:
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    2013/02/26 02:06 | 【なんでも】VIP【雑談】COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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